私の仕事は日建学院で取り扱う資格講座の映像コンテンツの制作です。主に自社スタジオでの撮影、編集、配信などを行っています。ロケーション撮影や生配信などの業務もあり、多彩かつ日々進化する日建学院の映像分野のすべてに携わる仕事を担っています。
日建学院の創業者「映像はどこでも、誰でも学習できるんだ」と言いました。その言葉通り、映像は変化する生活様式、多様化する学習スタイルに柔軟に対応することができる媒体です。
映像講義には、一方的になりがちだというネガティブな意見もありますが、講師や場所、時間の制約がない。全国どこでも同じクオリティの学習ができる。これこそ、今後の社会生活に合った学習スタイルではないでしょうか。
近年は様々な映像のプラットフォームやツールがあるので、それらを積極的に取り入れ、様々な形の映像コンテンツを制作していきたいと考えています。
日建学院の映像が多様化することで、ひとりでも多くの頑張る方々に、映像学習の機会を提供したい。そんな想いで日々、より良い映像を制作するために努めています。
日建学院が映像に特化した学習方法を確立してから約40年。資格学習における映像講義の経験と実績は、どこにも負けません。そのノウハウは教育業界をけん引する力があると思います。自社でテキストや映像制作を完全に内製化しているので、法改正や出題課題にいち早く対応し、それぞれに最適な現場の映像を用いた講義を、迅速的確に制作することができるのも強みです。
近年はYouTubeでのインタラクティブな配信なども増やし、受講生や視聴者の声をより多く聞ける機会も増やしています。そんな中から要望を取り入れた、最新の学習スタイルを、臨機応変に制作・提供することもできます。
また、日建学院の映像講義は試験で問われることに的を絞ってつくられています。専門のつくり手が合格に一番近い方法を日々模索し、わかりやすさにこだわり抜いてつくっているのです。
今年出題される傾向なども盛り込まれていますので、独学では得られない情報が満載。テキストだけの学習と比べ、視覚的に頭に入ってくるので効率の良い学習が可能です。どこにも負けない映像講義を、さらに磨き続けていくために、常にトライ&エラーを繰り返し、視聴者に印象が残りやすい、わかりやすい映像コンテンツを制作するよう心がけています。
実際のところ、教育の映像には革新的なものが少なく、どうしても既存のフォーマットに沿ってしまうことが多いような気がします。それをどう崩せるか。崩すことで、よりよい形で学習に繋がるのか?
いろいろな映像を見て表現力を学び、そこで得た映像表現を日建学院の教育トーンに合うよう、アウトプットを考えることは非常に難しいです。けれど、新しい映像表現を取り入れ、お客様の学習上での効率や理解力が上がるのでしたら、それを挑戦し続けることが大事だと思います。
映像にも「映画」や「ドラマ」、「CM」や「PV」など多々ありますが、印象に残る作品、話題になる作品は、いずれも新しいことに挑戦し、革新的な表現をつきつめています。同時に、ただ新しいものがいいというわけではなく、学び、実践し、検証しながら、目的にマッチする表現を探求していかなければなりません。近年ではCG制作やドローンなどの特機も積極的に導入。テレビや映画に近いようなハイレベルな演出も行います。常にアンテナを張って新しいものを取り入れる姿勢を大切にしています。
たとえば、5、6年ほど前に土地家屋調査士の「民法」について制作した【はじめての民法】という講義は、アニメーションと演者さん(講師と案内役)を交えて制作した日建学院初の講義スタイルです。また、CGを用いて制作した【宅建登録講習】も制作に苦労したので、完成した映像が好評をいただいたときはひときわ嬉しかったですね。
資格取得にはとても大きな力が必要だと思います。モチベーションをいかに高め、維持させるかが問われます。
日建学院の映像コンテンツは、なるべく短期間でモチベーションを維持しつつ、資格取得に向けた学習をする。そして合格するためのものです。しかもそれは一方的なものではなく、質問システムやオンライン学習も充実しています。
受講生一人ひとりに担当アドバイザーがつき、成績管理からモチベーションの維持まで、しっかり支えます。オンライン学習をサボると電話をかけてくる学校は中々ないかと思います(笑)。だから厳しいという声もありますが、目標達成のために必要なことはすべてする。ワンチームでお客様を支える体制が日建学院にはあります。
必ず合格させる心意気で導く。創業以来変わらない姿勢がありますので、本気で効率よく合格を目指すなら、安心して飛び込んできてください。