2級建築士 合格おめでとうございます!
建築業界に進もうと思ったきっかけは?
小学5年生の頃に今住んでいる自宅を建てていたのですが、実際に家が建っていく現場を見せてもらって、建築に対する興味が湧き、工業高校に入学しました。
資格を取ろうと思ったきっかけは?
高校を卒業してすぐに就職したのですが、会社から内定通知をもらった際に、2級建築士取得に取り組むよう言われていました。また、高校生の頃から1級建築士を意識していたので、まずは2級建築士取得を目指しました。
高校を卒業してすぐの2級建築士勉強はいかがでしたか?
高校で建築を学んでいたのですが、3年生になってからは法規の授業があったり、建築士試験の対策授業もしていただけたり、高校の知識を活かして資格勉強できたので、頭に入りやすかったと思います。
独学は考えましたか?
とにかく一発合格したいという気持ちが強かったので、通学して短期集中で取ろうと思いました。
また、勉強に集中できる環境を整えて、勉強しない理由を作って勉強から逃げないようにしようと通学を選びました。
日建学院はいかがでしたか?
毎週日曜日に通っていて、最初はほとんど問題を解けなかったのですが、試験が近くなると平日仕事終わりにも講義があり、その講義で自分の成長を実感することができたし、様々な問題を解くことで自信に繋がりました。
コロナ禍で高校でもリモート授業があったので、映像講義に違和感はありませんでした。講義中に聞き取れなかったところは、終わった後に見返して復習することができたので、とても役立ちました。
学科試験対策はいかがでしたか?
1日に2~3時間程度勉強していましたが、時間というよりは1日のノルマを決めて、ノルマが終わるまで勉強していました。苦手なところは付箋にまとめ、壁やノートに貼って、いつでも見返せるようにしていました。
また、会社が2級建築士取得へとても手厚いサポートをしてくれて、午後の時間に先輩社員の方が過去問を解いて解説してくださり、学科試験に対する不安はあまりありませんでした。
製図試験対策はいかがでしたか?
1日2時間程度勉強していました。製図自体は高校生の頃から好きだったのですが、学科試験に合格してからの期間が短く、矩計を覚えたり早く描いたりするのが得意ではなかったので、最初はとても不安で不安でしょうがなかったです。会社の休み時間など隙間時間を使って、暗記は時間をかけて取り組みました。
講義で30枚描くのが目標と言われていましたが、30枚には届かず、一回一回を丁寧に全力で描くように意識していました。
担当していただいた先生は、自分の悪い癖や修正点をしっかりはっきり指摘していただけたので、改善しやすくて良かったです。
グループ学習では、他の人の図面を見て「この人はここを丁寧に描いているけど、ここは省いて時間短縮している」といった発見があって、自分のステップアップに繋がりました。
今後の受験者へメッセージを!
講義には必ず出席して、勉強することに慣れて習慣化することが大事だと思います。私は講義がある日曜日は小テストで少しでも良い点を取れるように意識し、家にいる時には「ここからここまでの問題を解く」と決め、寝る時間が遅くなっても必ず取り組み、自分が決めたことはしっかり守るようにしていました。
入社したてはまだ時間があると思うので、時間を有効活用し「今年絶対に一発合格する」という強い気持ちを持って頑張ってください。
今後の目標は?
実務期間が半年ほど遅れていて、時間に少し余裕があるので、2級建築士の次は宅建の勉強をして、その翌年から1級建築士の勉強を始める予定です。
高校生のときに、大学院で非常勤講師をされている方と街づくりについて話す機会があったのですが、地域を建築やリフォーム・リノベーションを通じて温かみのある環境に変えていきたいということ仰っており、将来自分も携わってみたいなと思います。