先生のおかげで頑張れた！自然に勉強できるような仕組みづくり

私が勤めている会社が個人事業主で建設業の許可と設計事務所登録が無く、私自身も建築の勉強をしてきて知識を深めたかったので、自分のためと会社のために資格取得を目指しました。

今まで2回独学で受験したのですが、仕事から帰ってきたら疲れて寝てしまうなど、自分をコントロールするのが難しく、仕事と勉強をうまく両立できませんでした。

授業形式で半強制的に勉強できる環境に身を置こうと思い、通学を選びました。

私の仕事が不定休でスケジュールが立てにくいのですが、建築士の資格を取るために「通学はしたいけど、融通は利かせてほしい」と両方の気持ちがありました。

他の学校も検討したのですが、良い意味でも悪い意味でもスパルタで、丸一日学校に拘束されるなどガチガチに縛られるのは難しいかなと感じました。
日建さんとの最初の面談で「この授業を受けられなかったら、この曜日に振り替えていいよ」とフレキシブルに対応してくださると伺い、日建さんに決めました。

講義が始まって2～3月くらいに、1か月間セミナーに通わなければならなくなり、講義の日とも被ってしまったのですが、営業担当の方が「〇〇だったらこうしましょう」「△△だったらこうしましょう」といろいろ提案していただけて、本当に助かりました。

また、一緒に講義を受けている方々がいて、親しくなったとかではないのですが、誰かと一緒にやっているという連帯感が生まれて頑張れました。

特に違和感はありませんでした。仕事や体調不良で出席できない時は個別ブースで補講を受けられたのでとても助かりました。

私は「どんなに疲れていてもテキストを開く」と小さな宿題を自分に課すようにしていました。
「1日に20ページやる」と思うとしんどいので、疲れていても「テキストを開く」という小さなステップを作ることで、自然に勉強できるような仕組みを作っていました。

また、文字を読むことが苦手なので図を描いてイメージで覚えるようにしたり、現場経験が無くイメージがしにくいものは動画を観たりしていました。

暗記と苦手克服が大変でした。
苦手な法規では「どこのページに何が載っているのか」「この文章はどういう意味なのか」となかなか法令集を使いこなせず、時間内に解けないことが多かったです。

模擬試験でも10～11点と低かったのですが、問題集を２周くらい解いた頃からだんだんと分かるようになってきました。
体に覚えさせるというわけではないですが、何回もとにかく問題を解いて慣れました。

遅くまで付き合ってくれて親切でとても良かったです。

特に良いなと思ったのが、先生がずっと「とにかく諦めずに分からなくても描く。描いていなかったら失格になるけど、何か描いたら減点で済むかもしれない」と言っていたことです。
本試験で分からない問題が出たのですが、その時に先生の言葉をフッと思い出して、先生の言葉のおかげで最後まで諦めずに描くことができました。

資格勉強は大変だと思いますが、何とかしようと思えば何とかなるので、最後まで諦めずに頑張ってください！