1級建築士 合格おめでとうございます!
資格を取ろうと思ったきっかけは?
学生の頃に設計事務所への就職を希望していて、将来的に独立も考えていたため、スキルアップのために1級建築士を受験しました。
また、これから設計職を続けるにあたり、いずれ資格が必要になると考えていたからです。
学生のうちに資格取得するメリットは?
学生であっても研究などである程度時間は限られるのですが、今社会人で仕事をしている身からすると、確実に今よりは安定的に勉強時間を確保できたのが1番のメリットだと思います。
独学は考えましたか?
独学は検討しませんでした。
時間を確保しやすい学生のうちに絶対に合格したかったし、学生の頃から勉強は得意ではなかったので、講習機関に通った方がいいかなと考えました。
日建学院はいかがでしたか?
自分にとって全てにおいて最高の環境でした。
日建学院が勉強する環境を整え、周りをきちんと固めていただいたので、あとは自分が頑張るだけでとても心強かったです。
また、変にきつく縛られたり、ガミガミ言われたりすることもなかったので、「きちんとやろう」と意識を持ちつつ、のびのびやれたので良かったです。
独学と講習機関の違いは?
講師の方に質問したらすぐに答えていただけたので助かりました。
また、誰に聞いたらいいか分からないような不安や相談を職員の方々にしたら、親身になって答えていただけたので、独学とは違って不安を抱えることなく勉強できたのは大きかったです。
どのような学習スタイルでしたか?
僕は長時間集中力が続かないため、まとめて勉強時間を確保するのではなく、朝2時間・昼2時間・夕方2時間と細かく分割し、1日6時間程勉強していました。
夜にまとめて6時間勉強するのはかなり厳しいので、1日のトータルで考えるようにしていました。
また、時間に区切りをつけて分割することで、大学に行ったりアルバイトに行ったり気持ちを切り替えることができました。
学科の独自の勉強方法は?
過去問を中心に勉強しているとどうしても問題に見慣れてしまい、丸暗記になってしまうので、解説も覚えるように意識していましたが、テキストの解説から「問題文を思い出す」という逆の勉強をしていました。
また、理解していないことや説明できないことを暗記カードにして覚えていましたが、作成するにあたり妥協しないことを心掛けていました。
「ここまでは覚えきれないし、試験にも出ないだろう」といった逃げ道を無くし、細かいことでも全て覚えるようにしていました。
6月以降はこの暗記カードのみで、暗記カードに無いことはすべて理解している(はず)と考え勉強していました。
製図の独自の勉強方法は?
とにかく早く描き上げることを第一に意識して取り組んでいました。
丁寧に内容の濃い図面を描き上げるには、いくら時間があっても足りないので、多少雑でも自分で決めた目標時間内に仕上げるようにしました。
3時間かけて丁寧に1枚仕上げるのではなく、1時間半で最低限の図面を2枚仕上げるといった取り組み方です。
最終的には1時間半でも十分な図面を描けるようになり、描いている枚数も多いので、講義で取り組んだプランは全て覚えていました。
製図の授業はいかがでしたか?
僕が描いた図面を根本から否定するのではなく、描いた図面に対してプラスでアドバイスしていただいたので、自分のやり方を伸ばすことができて、とても頼りになりました。
成績はいかがでしたか?
最初の1か月間は平均的な成績だったと思います。
とにかく一発合格を目指していたので、合格ラインを目指すのではなく、日建学院内で上位になれるように努力しました。
資格を取って成長したことは?
今まで高校・大学とあまり勉強が得意ではなかったので、1級建築士を合格できたことで「やれば出来るんだ」と自分に自信が持てました。
資格勉強で大切なことは?
受け身にならないことが1番大事だなと感じています。
講習機関が用意してくれたカリキュラムをこなしているだけで合格できる方もいるとは思いますが、それだけでは僕は難しかったと思います。
先生に積極的に質問したり職員の方に相談したり、学校を利用する立場になるという意識が大事かなと思います。
今後の受験者へメッセージを!
何よりも自分に合う勉強方法・試験対策を探すことです。
どうしても向き不向きがあるので、世間的に良いと言われていることも、自分は合わないということは当たり前だと思います。
余計なストレスを感じないためにも、自分に合った方法を早く見つけることが第一だと思います。