「間違えたところノート」を自作、ポジティブな気持ちで勉強を続けた!
1級建築士 合格おめでとうございます!
資格を取ろうと思ったきっかけは?
高専の建築学科に在籍しているときから1級建築士に憧れがありました。2級建築士は、会社から取るように話があったので先に取っていて、2級の試験勉強で得た知識や感覚を忘れないうちに次のステップとして1級も早く取ろうと思いました。
また、周りで1級を持っている方にいろいろな話を聞き、自分もがんばってみようかなという気持ちになりました。
独学は考えましたか?
1級建築士は初めての受験で、どのように勉強したらいいか分からなかったので考えませんでした。
2級建築士受験の際に会社で案内があり日建学院さんでお世話になっていて、カリキュラム(授業の量と、自分の裁量で学習を進められるバランス)が、自分に合っているなと感じていたのでまた通おうと思いました。
日建学院を利用してよかったことは?
映像講義、テキスト、過去問題集など日建学院さんで用意されているカリキュラムは勉強に必要な情報が絞られていて使いやすいと感じました。問題集解説の動画も分かりやすく、一問一問丁寧に説明されているため重宝していました。
また、自分で試験までの勉強のスケジュールを立てるとなると難しいなと思いますが、定期的に模試があるので、「いつまでに、これだけできていれば大丈夫」という目安ができ勉強しやすかったです。課題や成績の管理をしてもらえますし、分からないことについて質問できる環境もよかったです。
他にも学籍番号でテストの成績が貼り出されるので、その結果をバネにがんばろうと思うこともありました。
合格のために意識したことは?
必ず授業に出席して教材も使えるだけ使い、学校から出されたものをとにかくやり切ると決めていました。
受験するからには絶対に一回で合格したい!という思いが強かったので、職場や家族に宣言して、建築士の勉強を第一優先にできるような環境を作りました。自宅に帰るとだらけてしまうと思い、カフェや図書館も利用して勉強場所を確保していました。
また、移動時間や机に座る元気がないときは、SSS(受講生専用サイト)の携帯問題集を使ったりYouTubeで建築士用の動画を見たりするなど隙間時間にできることを探しました。
成績は最初からよかったですか?
最初の頃は仕事や休日のプライベートな時間を優先してしまい、あまり勉強ができず2月の模試は「要注意」判定でした。そこから気持ちを切り替え、5月のGW後の模試で80点以上取ることを目標に、逆算して勉強のスケジュールを立てました。
全教科の教科書を読み問題集2周を実践して5月の模試では85点以上取ることができ、その後の勉強のモチベーションになりました。
学習期間中の失敗談はありますか?
製図試験の直前に指に力を入れすぎて書いていたため軽い腱鞘炎になってしまい、思うように製図練習を進められず不安な時期がありました。
睡眠時間を削り体の限界を超えて無理をし続けると続かないので、体調と相談してできる範囲で頑張り続けることが大切だと思います。
どのように勉強していましたか?
4月頃までは1週間に20時間程度でした。6月以降は、平日は19時~23時の4時間を目標に、土日は休憩を挟みつつ8時~21時の週35時間程度勉強しました。
勉強内容は、テキストの読み込み→問題集→授業・テスト→間違えたところの振り返り(復習)をしていました。過去問以外の問題にも対応するために、テキストの読み込みは一番大切だと思い3周以上読み直しました。
よかったと思う勉強方法があれば教えてください!
「間違えたところノート」を作っていました!授業の小テストや問題集をやる中で、少しでも悩んだ問題と間違えた問題は、正しい答えを当日もしくは次の日までに必ず確認し、ノートにまとめるということを一番優先してやっていました。
また、間違えた→悲しい・悔しいと落ち込むよりも、「本番前に苦手なところに気づけてラッキー」というポジティブな気持ちに転換するよう心がけて取り組んでいました。
製図は、最初はプランニングまで頭が回らず書くことも遅かったので、もらった答えをひたすら書いていました。
2級建築士を取った後の1級建築士受験でしたが、どうでしたか?
私は2級を受けてから1級に挑戦してよかったなと思います。2級と比べても、1級の勉強は範囲が広いですし製図も難しかったです。2級の試験勉強で培った勉強方法や成功体験があるからこそ、1級の勉強を続けることができました。
製図をしていて大変なときも、書けば書いた分だけ、やればやった分だけ、このまま書き続ければ製図する時間が短縮するんだ!と希望を持ちながらやっていました。
今後の受験者へメッセージを!
試験勉強中は不安なことや辛いことがたくさんあると思いますが、1級建築士の試験勉強はやればやった分だけ必ず成果につながると思います!
一問でも多く解き、製図では一枚でも多く書き、やり切ったと自信をもって試験に臨めるように頑張ってください!!