1級建築施工管理技士 合格おめでとうございます!
建築業界に入ったきっかけは?
最初は営業職を希望して今の会社に飛び込んだところ、住宅リフォームの部署に配属されました。そこで内装の営業をした後にいくつかの業務を経て現場の仕事にたどり着きました。当初は「現場で勉強させていただく」という短期間の予定でしたが、現場から学べることがとても多く現在も引き続き現場で仕事をさせていただいています。
また、幼い頃から間取りを見たり電気工事士の父が働く現場について行ってお手伝いをしたりと、建築・建設業界は身近な存在でした。
資格を取ろうと思ったきっかけは?
現場監督をしていますが、資格を持っていたら仕事の幅が広がるよと会社から案内があったことと、一緒に働いている方も資格を持っている方が多いので私も挑戦してみようと思いました。
日建学院はいかがでしたか?
担当の方がとても親切で、分からないことを質問すれば丁寧に教えてくれました。私の妊娠・出産と資格勉強が重なり大変だった時も気にかけてくれて、通学が難しい時は自宅などで勉強ができるような書類を別途用意してくれてとても助かりました。
また、学校から渡されたテキストは量が多すぎず少なすぎず丁度良く、試験内容を把握するのに役立ちました。学校の教室も人で混み合うことがなく、集中して講義に取り組むことができました。
2級建築施工は独学で勉強しましたが、独学ではテキストの選定から勉強計画を立てるまで全て自分でやらなければなりません。それに対し通学は、学校でテキストなどの教材を用意してくれて勉強の計画も立ててくれます。その計画に沿ってやっていけば合格できるところが通学の強みかなと思います。
勉強のスケジュールは?
資格勉強ができるよう会社も考慮をしてくれたため、現場が落ち着いている時期は日中に通学していました。一方で現場が忙しい時期は、業務終了後の夜に通学していました。
毎日1時間は自宅での学習時間を確保していたと思います。
どのように勉強していましたか?
映像講義を受ける前に過去問を解いて苦手な箇所を把握し、その苦手な箇所を講義中に確認。それでも理解できない場合、インターネットで解説動画や図解などを探しイメージをつかみながら学習を進めました。
また、講義で扱う内容については事前にテキストで予習し、分からない内容は予め調べてから受講。講義後は知識の定着のために早めに復習をしていました。そうすることで、よりスムーズに効果的に学習を進めることができたと思います。
講義で学んだことを実際に現場で確認することも自分の中に落とし込めて良かったです。
どのような意識や工夫で取り組みましたか?
自分が興味を持って始めた勉強だったので、むしろ学生の頃より集中して勉強ができたと思います。受講を決めてから妊娠が分かったのですが、既に受講申込みをしていたし自分の中でもやると決めていたので、産後に退院した翌日から通学を開始しました。
また、勉強を習慣化するために「お昼休憩で20分・自宅では最低30分は勉強する!」というように短い時間を設定することで勉強に取り組むハードルを下げていました。そうすることでモチベーションが低い時でも、継続して勉強ができました。あとは、試験直前以外の週末は勉強しない日を決めて気持ちのリフレッシュをしたことも効果的でした!
大変だったことはありますか?
仕事が忙しく講義に参加できなかったことがありました。講義に参加できない日が続いた時には、しっかりとテストの点数が落ちてしまい、忙しい時でも受講→復習等の取り組みは欠かさないことが大切だと実感しました。
今のお仕事の魅力はなんですか?
何もないところから設計図等で描いた建物が形になっていく工程が見られることは、とても楽しいです。また、様々な分野の職人さんから専門的な話を聞くこともおもしろいし、作業の裏技を教えてもらえることもあります。
一般的に現場仕事は、夏は暑いし体力的にも大変とよく言われます。実際大変なこともありますが、衣食住の「住」の知識・技術を身につけることができるので、自分たちの住む家のことを細かく見ることができたり安全性の判断がつくようになったりと、実生活に活かせることがたくさんあります。私も資格勉強をした後に古民家を買い、夫と一緒にフルリフォームした家に住んでいます!(笑)
資格を取って変わったことは?
実務に活かせる知識のレベルアップと、任せてもらえる現場も増えました。自信もついて次はどの資格を取ろうかなと思うくらいです。
今後の受験者へメッセージを!
社会人で資格取得を目指す方は、働きながらの資格勉強は大変だと思います。ですが資格を取ることは自分の自信になりますし、仕事の幅が広がり充実すると思います。ぜひ合格まで頑張ってください!