大工として就職後、2級建築士取得!仕事も以前より理解できるように
2級建築士 合格おめでとうございます!
建築業界に進もうと思ったきっかけは?
普通高校に通っていたのですが、高校の先生と「大工さんってかっこいいね」という話をしていて、小中学校でも工作が好きだったし、「確かに大工さんってかっこいいかも!」と思い建築業界を目指しました。
高校卒業後に建築科がある高等技術専門学校に2年間通い、大工として就職しました。高等技術専門学校では学科で計画や力学の授業もありましたが、1日の半分が実技でした。
資格を取ろうと思ったきっかけは?
会社の人から「2級建築士取ったら?」と勧められたことがきっかけです。現場から設計にまわってほしいと言われたので、2級建築士を取ったら給料も上がるし、自分の強みにもなるかなと思いました。勉強は得意ではなかったので自信は全くありませんでしたが、会社の先輩たちにも手伝ってもらいながら勉強していたら、だんだん点数も上がってきて、自信も出てきました。
独学は考えましたか?
家に帰るとスイッチがオフになってやる気が無くなってしまうタイプなので(笑)、独学はあまり考えませんでした。独学だったら試験も受けていないと思います(笑) 教材を自分で探さなきゃいけないし、勉強しなくても誰からも何も言われないので「面倒くさいからまた明日」「今日は疲れちゃったからいいかぁ」という気持ちが強くなりそうだなと思いました。日建のようなカリキュラムや宿題などの提出期限がある方が、自分に合っているかなと思います。
日建学院を選んでいただいた理由は?
合格率が高いと聞いていたし、担当の方がとても親切だったので、日建学院を選びました。
実際に通ってみて、過去に出題された問題やポイントを教えてもらえるし、テストで順位が貼り出されるので刺激になりました。カリキュラム通りに進めて、間違ったところを見直していけばよかったので、私のように何を勉強すべきか分からないような人は講習機関がおすすめかなと思います。
どのように勉強していましたか?
まずは宿題に取り組んで、余裕があったら前回間違えたところを赤ペンと青ペンを使い分けて復習していました。正解していたところは青ペンで注意点や補足事項を書き込んで、間違っていたところは赤ペンでどのように間違ってしまったのか書き込み、テキストを開いたらすぐに分かるようにしていました。スキマ時間などに復習し続けていたら、同じような問題が出た時にすぐに解けるようになりました。
製図はいかがでしたか?
往復4時間かけて通っていたので大変でした(笑) 否定されるとモチベーションが落ちてしまうタイプなのですが(笑)、課題に取り組んだときに、日建のお手本とはかけ離れている図面ばかり完成させてしまい、「お手本と全然違うじゃん…これはだめじゃない?」と思っていても、先生が「人それぞれだからいいんだよ」と否定せずに教えてくださったのがとても良かったです。「この状態を保ちつつ、どうにか組み合わせを変えてみるのはどう?」「この部分をこう変更するともっと良くなるよ」とアドバイスいただき、「確かに!」と納得することばかりでとても勉強になりました。
資格を取って変わったことは?
現場だと細かく教わらないことも多いため、コンクリートの放置期間など何となく作業していたことも、教科書を見て「あ、こういう理由で放置されていたんだ」ときちんと意味を理解出来るようになりました。
最初の頃、親方と話していても分からないことが多かったのですが、今では「ここ柱必要じゃないですか?」と提案出来るようになりました。お施主様と話していて「それは出来ません」とお伝えするときも、きちんと理由を持って話せるようになりました。
今後の受験者へメッセージを!
日建の授業にきちんと出席して、宿題も提出して、カリキュラム通りに進めていけば合格できると思います。試験勉強で張り詰めると思いますので、適度な息抜きやご褒美タイムも入れて、モチベーションを下げないようにすることが大切だと思います。