適度に遊んで、遊んだ分たくさん勉強する!テストの順位が刺激になった
1級建築士 合格おめでとうございます!
建築業界に興味を持ったきっかけは?
幼い頃から建物が好きだったみたいで「1級建築士の資格があるよ」と教えてもらってから、意味も分からず「建築士、建築士」と言っていたそうです。幼い頃家の周りが開発中で、建物が建っていくのをジッと見ていたり、小学校の卒業文集で建築について書いたりしていたそうです。
資格を取ろうと思ったきっかけは?
建築業界に進むならやはり1級建築士は欲しいなとずっと思っていました。
「早くて30歳手前くらいで資格取れるかな」と思っていたのですが、法改正で実務経験が無くても卒業と同時に受験できるようになり、取れるなら今のうちに取ってしまいたいと思いました。
独学は考えましたか?
考えませんでした。「独学でもいけるかな」とも少し考えましたが、模擬試験は外部から受験できても、テキストや問題集を探すのも大変だし、日々のテストや問題も学校に通わなければ得られないかなと思いました。
学校の方が良い教材が揃っていると思ったし、最初から通学することを決めていました。
学生での1級建築士の勉強はいかがでしたか?
大学4年の秋頃から1級建築士の勉強をしていたのですが、学生の時間があるうちになるべく勉強を進めようと心がけました。
また、1日中1週間ずっと勉強するのではなく、適度に遊んで、遊んだ分たくさん勉強して、メリハリをつけながら、うまく帳尻を合わせて勉強していました。
社会人になってからは平日に疲れて寝てしまうことも多く、その分は土日に頑張るしかありませんでした。出来るならまだ時間のある学生のうちに、勉強しておいた方がいいかなと思いました。
日建学院はいかがでしたか?
テキスト・問題集が分かりやすかったし、予習してから映像講義を受けて復習するというスタイルも自分に合っていたと思います。
またテストの順位が学生番号で貼りだされるのですが、自分と比較できてやる気に繋がりました。
きちんとやっている人達は点数が高かったし、自分が点数を取れなかった問題でも取れている人がいて、「自分より上位にいる人達はすごいな」「自分も頑張ろう」と思えました。
どのように勉強していましたか?
大学生の時は暇な時間にまとめて勉強し、社会人になってからは平日2時間程度・土曜日は8時間程度勉強していました。
講義前にテキストで予習し、映像講義を見ることを復習としていました。問題集は分からない問題を無くすように繰り返し解き、試験直前はABCテストの不安な選択肢を理解するように努めました。
また、実例については序盤に流し程度で暗記し実例以外の暗記項目に努め、中盤・終盤で完璧に暗記できるようにしました。法規は法令集を使わずに問題を解き、解説などを理解する時に使用していました。
製図試験対策はいかがでしたか?
最初は全体的に苦労しました。記述に関しては学科の知識を流用出来ましたが、エスキスの段階で最初の案を作るのも1時間程度しかないですし、実際に製図をする3時間程度もその短い時間で図面を描き切るのが難しかったです。
独創的なものを作ろうというお題ではなく、試験時間内に基準を満たすものをきちんと作れるかどうかだと思うので、いろいろな問題を法規と照らし合わせながら見て、繰り返したくさん描きました。
どのような気持ちで試験に臨みましたか?
会社の仕組みで手当てが出るので1年目に合格できればお金はプラマイゼロになるかなと思ったので、せっかく学校に通うし、きちんと出席して絶対に一発で合格しようと思っていました。
また、読むだけではなくて、耳から入れた方がより理解できたので、映像講義も必ず見ようと意識していました。
学力の差はあるかと思いますが「やることをやれば合格できるかな」とは思っていました。10ヵ月程度の長い試験勉強期間に、やる気を持ち続けて取り組めるかどうかだと思います。
成績はいかがでしたか?
基本的に全てのテストで8割以上は取っていました。予習復習を徹底し、一度覚えたことは極力何度も戻ることがないようにしました。
また、間違えた問題の復習にかける時間を減らし、新しいことを学ぶ時間を多く確保しました。
今後の受験者へメッセージを!
試験勉強は10ヵ月程度の戦いになるので、とにかく「合格する」という意欲とモチベーション維持が大事だと思います。私はサボってしまうこともありましたが、ほとんど毎日予習復習など勉強を継続できました。
また、勉強時間の確保も大事です。仕事を休むとなると1年目は周りから「休んでいいよ」と言われないと休みづらいので、周りに受験することを伝え、上司の方から「勉強頑張ってるから休んでいいよ」と周囲の人から協力してもらって、勉強する環境を整えることも大事だと思います。