1級建築士 合格おめでとうございます!
建築業界に興味を持ったきっかけは?
大学進学の際に一番おもしろそうだったのが建築だったので、建築学科に入学しました。そのまま大学で勉強をしていて、やはり内容がおもしろいと感じたので卒業後も建築業界で仕事をしたいと思いました。
学生で資格を取ろうと思ったきっかけは?
建築業界で特に活躍するためには1級建築士の資格をとるのが必須という考えがありました。
また、法改正によって学生のうちから受験できるようになったため、社会人になって忙しくなる前に取ろうと決めました。
学生のうちに資格を取ってよかったことは?
建築業界で就職活動をしていたので、1級建築士を持っていることを話すと企業側の反応もよかったです。就職にも有利だなと感じました。
社会人1年目の時点で資格を持っているので、同期の中でも一歩進んだ仕事ができるのではないかなと思っています。
どのように勉強していましたか?
講義はもちろん大事ですが、その前後の勉強時間を大切にしていました。覚えることがとても多いのでただ講義を受けるだけでは頭に入らないと思い、特に予習に力をいれていました。
講義を聞く前に、理解はできなくてもひたすら内容を覚えられるよう予習。また、講義後には復習をして自分がどれだけ問題を解けるかを確認していました。
勉強時間でいうと平均して1日3時間勉強する計算で、1週間で21時間は勉強していました。平日に勉強時間が足りなかったときは、土日に調整して勉強し続けました。
どのような意識で試験勉強をしていましたか?
通学には費用もかかるので、お金を無駄にしないためにも絶対一発でとるぞ!と意識して毎日勉強をがんばりました。
また1級建築士試験の合格率の低さから、自分が合格できるのかと自信はありませんでしたが、絶対に合格するという強い気持ちでひたすらに勉強しました。
それだけやったので、本試験1~2週間前には、これなら合格の可能性があると思えました。
試験本番の手ごたえはありましたか?
自信をもって試験には臨みましたが、正直、試験後は合格できないかもしれないと思いました。
解答速報を見て自分で採点するのが怖かったですが、日建学院のweb採点サービスを利用したところ合格点を超えていて安心しました。
学習期間中の失敗談などありますか?
5月にある模試までに問題集の1周目をとりあえず終わらせようと、何も頭に入らないままただ〇×をつけて進めてしまい時間を無駄にしました。
また、様々な欲に打ち勝って学習期間を設けることが大変でした。家だと気が散ってしまうので、家以外で学習するようにしていました。
製図の勉強はどうでしたか?
苦手だったので、それを克服するためにたくさん書きました。製図の場合、最初はプランもできないので、とにかく最初の1カ月間はただ書き続けました。
製図の先生はどうでしたか?
話しかけやすかったです。つまらない質問にも答えてくれましたし、実務的な話も交えて建築の知識も一緒に教えてもらえました。
今後の受験者へメッセージを!
遊ぶときは思いっきり遊ぶ、勉強するときは勉強するとメリハリがついていいと思います。最初は成績があまり良くなかったですが勉強し続けた結果、上がっていきました。
1級建築士の勉強は、気合がすべてだと思います。頑張ってください!