「宅建取って人生変えてやる!」その強い覚悟が、2年越しの合格を引き寄せた

宅地建物取引士 合格おめでとうございます!

将来、不動産業界に進もうと思ったきっかけは?

高校1年生のとき、将来について親と話す機会があり「不動産なんていいんじゃない?」と言われました。そのときはあまり興味が湧きませんでしたが、いつもお世話になっている美容室の店長さんにそのことを話したところ「不動産の仕事は将来性があると思うし不動産関係の仕事をしている友人からも話を聞いたことがあるけれど、おすすめできる仕事だよ」と教えていただきました。
そこから不動産業に興味を持つようになり、高校卒業後は不動産業界への就職を決めました。

資格を取ろうと思ったきっかけは?

不動産業界で働いてみたいと思い、それなら宅建士を取ろうと思いました。また、高校卒業後に就職する会社からも入社前に宅建を取って欲しいと言われていました。

日建学院を選んでいただいた理由は?

高校1年生の終わりに書店でテキストなどを購入して勉強してみましたが難しかったです。そんな時に資格勉強を応援してくれていた親から、通える場所に日建学院があることを聞いて通学することが合格への一番の近道かなと思い、通学を選びました。

どのような意識で取り組みましたか?

日建学院に通学していましたが1年目は不合格で、2年目でようやく合格することができました。1年目は、高校の勉強に加えて部活動も忙しく、宅建士の勉強に全力を注ぐことができませんでした。
また、自分の中で一番大きかった要因は宅建士の勉強を甘くみていたことだと思います。通学さえしていれば合格できると心のどこかで思っていて、映像講義は受けていたものの復習や過去問演習に十分な時間をかけることができず、知識が頭に入っていませんでした。
合格できた今回は「今年こそ絶対に合格する!」という強い気持ちで試験勉強に臨みました。講義の受講はもちろん、復習や宿題、項目別過去問題集など、やるべきことをすべてやり切った結果、合格することができたのだと思います。それこそ「人生を変えてやる!」くらいの強い気持ちと覚悟でした。

日建学院はいかがでしたか?

分からないことや不安なことに対して、スタッフの方がとても親身になってアドバイスをくださり、手厚いサポートをしていただいたおかげで不安やモヤモヤを感じることはほとんどありませんでした。
開放教室は席ごとに仕切りがあり、自宅よりも集中して勉強できる環境だったため、ほぼ毎日のように利用していました。
また、1年目に通学していた際に部活動の都合で講義を受けられないことがありましたが、別の日に受講できるよう調整していただきました。そうした柔軟で生徒思いの対応がありがたく、2年目も引き続き日建学院に通うことを決めました。

勉強のスケジュールは?

部活動があった時期は、平日30分~1時間、たまに部活動がない休日は1日8時間程度。部活動を引退した後は、平日3~4時間、休日は1日10時間程度でした。また、試験一週間前には高校の担任の先生に将来に向けた大切な資格試験であることを相談し、学校を休ませていただき試験勉強をしました。
部活動があった時期は日曜コースに通学、引退後は月曜・水曜コースに通学しました。開放教室を利用して朝の9時から夜の9時まで学校で一日中勉強する日もありましたね。

どのように勉強していましたか?

日建学院のスケジュールに沿って、計画的に勉強を進めていました。また、単元ごとの中間試験前の土日には、項目別過去問題集を最初のページから最後まで(たとえば、宅建業法であれば1ページから288ページまで)すべて解くようにしていました。
1年目はただ映像講義を受けているだけのような感じだったので、講義内容が記憶として定着しづらく勿体なかったと思います。そこで2年目からは、講義中に講師の方が話された大切な言葉を付箋にメモし、自分の言葉で解説を書き加えて、それらをテキストに貼るようにしました。
そうすることで実際に問題を解くときにメモを貼ったテキストのページや内容が頭の中にイメージとして浮かぶことが多く、自分的には記憶の定着にとても役立ちました。

成績は最初から良かった方ですか?悪かった方ですか?

成績は決して安定して良い方ではありませんでした。単元別テストでは高得点を取れることもあれば、思うように点数が伸びないこともありました。毎回高得点を目指していたので、低い点数を取ってしまったときはとても落ち込みました。
特に、本番の試験前日に受けた模試の結果が思わしくなかったときは、不安な気持ちになりました。しかし、「大切なのは本番。明日、高得点を取れればそれでいい」と気持ちを切り替えることで、前向きになれました。
むしろ試験当日は、「どんな問題が出るのか楽しみにしよう」と意識するようにしました。

合格したからこそ言える、失敗談はありますか?

やはり、1年目の受験で不合格だったことが一番の失敗談です。学校や部活動が忙しく、宅建の勉強に十分な時間を割けていませんでした。
そのことに本格的に気づいたのは、本番の試験の約3週間前に行われた宅建直前攻略講義の追い込み期間に入ってからでした。思うような結果が出ず宅建の勉強を甘く見ていた自分が悔しくて、講義のあとに泣きながら帰ったことを今でも覚えています。
だからこそ2年目は、やるべきことをすべてやりきって無事に合格することができたのだと思います。

大変だったことと、それをどう乗り越えましたか?

高校の通常の授業と部活動があったので資格勉強との両立が大変でした。なので、隙間時間に一問一答を解くなど工夫しました。
また、試験前はこれまでに感じたことのないような緊張と不安に襲われ、本番の2〜3日前は特に眠れない日が続きました。それでも、不安を解消するためには勉強するしかないと思い「やってやる!」「人生を変えてやる!」という気持ちで、とにかく勉強に集中しました。
好きなアーティストの曲を毎日聴くことも、試験勉強を続けるうえで支えになっていました。

資格を取って変わったことは?

自分は人生が変わったと思います。宅建講師の𠮷野先生が「宅建取って人生変えましょう!」とおっしゃっていましたが、本当に変わったなと感じます。
もともと勉強が得意でもなく高校のテストの順位が下から3番目だったこともある自分が宅建士を取ったことで、周囲の人からすごいねと認めてもらえた気がします。頭が良かったり才能があったりするわけではない自分が、努力して合格できたことが人生においてとても大きなことです。
また、高校卒業後に一人暮らしをする友達から一緒に内見に行ってくれないかと頼まれているので、自分の知識が役に立つといいなと思います。

将来やりたいことはありますか?

高校卒業後に就職する会社は、不動産・建築事業をやっています。家族と住んでいる自宅もその会社に建てていただきました。なので自分も同じようにお客様一人一人に寄り添い、お客様の想いを住宅というカタチにしていきたいです。
家や土地を購入することは人生の中でも大きな決断だと思うので、一生の思い出に残る家を一緒に創り上げ、お客様が完成した住宅に足を踏み入れたときに感動してもらえるような仕事をしたいです。

今後の受験者へメッセージを!

勉強が苦手な自分でも、努力することで合格することができました。資格受験を通して自分自身の物事への考え方も変化し自信にもなりました。
諦めずに強い気持ちを持って最後までやり抜いてください。努力次第で人生は変えられます!
