分からないところはすぐに質問！焦らずマイペースな勉強方法が合っていた

農業高校に通っていたときに学校に求人が出ていた建設会社に就職をしました。入社した会社が世界遺産である首里城の龍柱や石柱の施工に携わっていることを知り、魅力的に感じました。

会社から資格取得を勧められたからです。また、給与で資格手当てをもらえることも大きかったです。

最初にテキストを受け取ったときはその分厚さに少し驚きましたし、土木の経験があまりなかった自分が本当に合格できるのかなという不安もありました。

ですが、映像講義はとても分かりやすく理解しやすかったです。なにより心強かったのが、分からないことがあったときに日建学院の先生方に質問をすると丁寧に寄り添って教えてくださったことです。そういった点で、日建学院に通学してよかったなと思います。

また、土木に関する知識がまだ浅かったので問題文に出てくる用語の意味すら分からないことも多く、もし独学だったら途中で諦めていたんじゃないかなと思います。

最初はテストの点数もあまりよくなかったのでしっかり予習・復習をして、とにかく過去問をたくさん解きました。そういった勉強をしているうちに少しずつ土木の内容が分かるようになり、だんだんと資格の勉強が楽しくなっていきました。

何度も間違えてしまった問題は、繰り返し復習をして本番の試験に備えました。問題を解けば解いた分だけ、自分の力になるという実感がありました。

講義以外の勉強は、日建学院の自習室を利用しての勉強と、自宅でも寝る前に時間を取って取り組むようにしていました。

資格勉強に集中できないときやちょっと飽きてしまいそうなときは、10分くらいの休憩を挟んでリフレッシュすることで乗り越えていました。

また、分からないところはひとりで考え込まず、すぐに日建学院の先生に質問するようにしてなるべく早く解決するよう心がけていました。

あとは「1日〇時間勉強する」と決めている方も多いかと思いますが、私の場合は仕事と両立しながらの資格勉強だったので、無理せず「できるときにやる」スタイルでやっていました。どうしても気持ちがのらないときは勉強を休んで、友人と出かけることもありました。

本番の試験の直前に受けた模擬試験では不合格の判定が出てしまい、だいぶ不安でした。
それでも、周りから「試験合格は無理だろうな」と言われたことを思い出し、それを見返したいと思ってがんばりました。

やはり自分に自信を持てるようになりました。いろいろな資格を取得したいので、次は1級建築施工管理技士の受検を視野に入れています。

もとは同じ石でも、加工・施工の仕方でまったく違うものに見える石が魅力的です。また、自分が携わった仕事を上司から褒めてもらえると嬉しいです。
将来は自分が責任者として現場を任されるようになりたいと思っています。

資格取得は自分の自信につながります。無理をせず自分のできる範囲で構わないので、できるだけ多くの勉強時間を確保して取り組んでいただければと思います。