会社の期待を背負い、“ストレート合格”の強い意志で掴んだ2級・1級建築士合格
1級建築士・2級建築士 合格おめでとうございます!

建築に興味を持ったきっかけは?

小さい頃からものづくりが好きで、図工や美術にも興味がありました。なんとなく「将来は建築に関わりたい」という気持ちがあり、工業高校の建築科に進学しました。

資格取得を目指した理由は?

建築業に進むなら、いずれ建築士は取得したいという気持ちはありました。また、会社に在籍している1級建築士が60代後半の方しかおらず、建築士事務所として登録を維持していくためには、より若い1級建築士の存在が必要でした。
会社としても将来的に建築士人材が求められている状況の中で、「自分が資格を取ろう」という意識が芽生え、1級建築士の受験資格を得るために2級建築士を受験しました。(2級建築士合格後、1級建築士にも合格)

2級建築士合格までの道のりは?

就職後すぐではなく、まずは仕事を覚えることに専念しました。その後、入社2年目から本格的に資格勉強をスタートしました。
学科は1回目、製図は2回目で合格しました。仕事上、RCや鉄骨の建物が中心のため、製図試験1回目は自分の専門外である木造建物が課題となり、木造の知識不足や勉強不足を痛感しました。
作図時間もぎりぎりで苦労しました。2回目はRC造で難易度も少し下がり、無事合格することができました。

独学ではなく講習機関を選んだ理由は?

独学で不合格になり、翌年も勉強を続けるという無駄な時間を避けたかったため、講習機関を選びました。
また、自分の性格上、費用をかけて通学しないと継続できないと思ったことも理由の一つです。

日建学院を選んだ理由は?

職場の先輩方の多くが日建学院に通っており、評判も良かったためです。
また、高校生の頃に日建学院の方が法令集の配布で来校されていた記憶もあり、他の学校は特に検討しませんでした。

日建学院の良かったところは?

SSS(トリプルエス)により、講義中に理解できなかった部分や聞き逃した内容を、スマートフォンでいつでも映像講義として視聴できた点が非常に助かりました。
過去問題集では、各科目や苦手分野に絞って学習できるほか、ランダム出題にも対応しており、間違えた問題にはチェックが付くため、効率的な反復学習ができました。
また、テスト後には学生番号ごとに順位が発表されるため、一緒に通学していた同期と競い合うことで良い刺激となり、モチベーション維持にもつながりました。

どれくらいの勉強時間を費やしましたか?

学科では、中盤以降は1日2時間程度勉強していました。週に1日は休みを設けていたと思います。
製図では、1日3時間以上勉強していました。
勉強時間の確保は現場状況に左右されましたが、上司も協力的で早く帰らせていただけることも多くありました。一方で、自分自身のやる気を維持することが大変でした。
眠い状態では集中できないため、仮眠を取って頭をリフレッシュしてから勉強するよう心掛けていました。夜にやる気が出ないときは無理せず早く寝て、その分朝早く起きて勉強していました。

どのように勉強していましたか?

学科は過去問題を中心に学習しました。理解が不十分な部分はテキストを読み込み、それでも分からない場合は講師に質問したり、インターネットで調べたりしました。
製図はとにかく回数をこなすことが重要で、最初は理解が不十分でも、とにかく手を動かして描き続けました。

独自の勉強法は?

2級建築士のときは特別な勉強法はなく、足切りぎりぎりでの合格でした。
1級建築士では、宿題の中で週ごとに偶数・奇数番号の問題を解く課題がありましたが、間違えた問題はiPadに書き出し、2~3日後に見直すことで知識の定着を図りました。
また、問題集にはチェックや付箋を付け、復習時に見直しやすく工夫しました。

合格したからこそ言える、失敗談はありますか?

出題範囲が非常に広いため、「理解できない部分をすべて暗記で補う」という方法は現実的ではありません。読むだけでは定着しないため、書き出して手を動かし、自分なりに表やイラストにまとめて見返せるようにすることが重要だと思います。

製図試験対策はいかがでしたか?

高校時代から製図に触れていたため、初動でつまずくことはありませんでしたが、「本当に合格レベルの図面を描けるようになるのか」という不安はありました。
日建学院の「スピードアップ製図法」をもとに手順を習得し、その中で自分なりに効率的な描き方を工夫しました。フリーハンドも取り入れ、時間短縮を意識しました。
講師の方々はとても丁寧で、細部までサポートしていただき大変助かりました。

製図対策のアドバイスは?

最初は誰でもうまく描けません。私も施工管理系なので、設計系の方と比べると知識が不足していたと思います。
改善点は講師が丁寧に指導してくれるので、まずはとにかく手を動かすことが大切です。添削を通じて理解を深め、繰り返し練習することで完成度が高まっていきます。
「ある程度描けるようになると楽しくなる」という講師の言葉は本当で、そこまで継続することが重要だと思います。

資格取得後に変わったことは?

2級建築士を取得したことで自信がつきました。1級建築士の内容は2級の知識がベースとなっているため、2級の学習が非常に役立ちました。いきなり1級から挑戦するのは大変だったと思います。
また、施工管理を行う立場としても、図面の意図を理解できるようになり、現場での判断力が向上しました。自身の成長を実感でき、仕事にも良い影響が出ていると感じています。

仕事をしていて楽しい・嬉しいときは?

最初は知識不足を感じることが多かったですが、現場経験を重ねることで知識や経験が増えていく実感を得られるときにやりがいを感じます。また、その知識をお施主様への提案や職人さんとの打ち合わせに活かせたときにも、成長を実感できます。
周囲の職人さんからも認めていただけるようになり、「最近歩き方が変わったな」と言われたのは印象に残っています(笑)。

仕事の魅力は?

責任の大きい仕事であり、業務量も多いですが、現場を任されるようになると自分のペースで進められるようになります。進捗が目に見えて分かるため、達成感ややりがいも大きいです。
お客様に満足していただける建物を完成させられたときは、苦労が報われる思いです。人手不足の業界でもあるので、ぜひ多くの方に挑戦していただきたいです。

今後の受験者へメッセージを!

「仕事が忙しいから無理」と思う方も多いと思いますが、毎日少しずつでも継続すれば必ず力はつきます。また、通学しているだけで満足せず、自分なりに工夫して学習することが合否を分けるポイントだと思います。
資格取得は「今回で必ず合格する」という強い意志を持って取り組むべきです。そうでなければ、時間も費用も無駄になってしまいます。また、若いうちに取得しておかないと後悔する可能性もあるため、今のうちに全力で取り組んでください。応援しています。


