日建学院からのアドバイスで製図スピードが上がった！合格への決意を固めて勉強

一番初めのきっかけは、小さい頃にテレビで見ていた住宅関係の番組の影響で、家を建てたいと思ったことです。

いつか取りたいと思っていた資格でしたし、建築業界で働く上で、持っていれば有利な資格だと分かっていたので若いうちに取得しようと思いました。

専門学校在学中に資格の説明と日建学院さんのサポートがあることを聞いて本格的に勉強を始めました。在学中に法改正があり卒業と同時に受験資格を得ることができたので、タイミングが良かったです。専門学校で勉強してきたことを、すぐに資格受験に活かすことができました。

就職活動をするにあたり自分の強みになると思いますし、将来的な仕事の幅や選択肢が広がると思います。1級建築士を取ることで自分に一定量の知識があるということや、資格取得に向けて努力ができる人間だということの証明にもなると思います。

自分は勉強の習慣が人よりはあったと思うので、学科は日建学院の教材を使い独学をしていました。独学をしていた時は、自分ひとりで勉強していたので周囲と比較ができず、勉強の進捗度も分からず、不安で孤独でした（笑）

製図は何から手を付ければ良いかすらも分からなかったので、通学を選びました。

自分の性格もあると思いますが、やれやれと押し付けられるより、必要な教材を用意してもらい適度なアドバイスやサポートをしてもらえる環境が自分には合っていました。日建学院が示してくれた道筋に沿って、自主的に勉強することができてよかったです。
他にも、定期的にあるテストなどを活用することで実力が上がったと思います。

一気に勉強するとか最後に詰めて勉強するのではなく、息抜きをしつつ、一定のペースで勉強を続けました。

学科は、専門学校在学中に学んだ知識があったので成績は良かったですが、それを維持するために毎日2～3時間必ず勉強すると決めて勉強を続けました。
製図は、描き慣れるためにひたすら図面を描き、1週間で4～5枚ほど描いていました。

学科はテキストと過去問を3周することを目標として、途中で何を勉強すればいいか道筋を見失わないように予め勉強のスケジュールをたてました。

また、苦手・ミスをしたところは、納得できるまで重点的に勉強し、科目にとらわれず内容の共通点や理屈を見つけるように勉強していました。

最初の3～4週間は、学生時代に手描きで製図していたことも少なかったので慣れるまでに時間がかかりましたし、このままで合格できるのかという不安もありました。

ですが講義の中で、「1日1枚製図ができるとベスト、1週間で課題とは別に自分で2～3枚製図できればいい」というような基準の話があったので、とりあえずそれをこなすようにしていました。

グループ学習では、自分が製図する上で気にしていなかった注意事項などに、他の人の課題を通して気づくことがありました。自分の知識が増え、学びの幅が広がるなと思いました。
また、製図の先生も丁寧で優しくて、勉強しやすかったです。

自分の中で大きかったことは、今まで定規を使って丁寧に製図していたのを、スピード重視で試しに全てフリーハンドで製図をしてみたことです。それも日建学院の先生からのアドバイスでした。それを続けていくと、ある日を境にぐんと製図のスピードが上がったので、そこからは全てフリーハンドで製図する形式に変えました。

本番の試験でも定規を使わずに製図して合格することができたので、描くのが遅いという方はそれを試してみてもいいかもしれません。

今までやってきた過去問と傾向が違い、製図条件があまり厳しくなく自分で考えて決めて製図するような課題でした。最初に課題を見た時は、ええっ！と思いましたが、逆に自由に描いてもいいような課題だったので、順調に製図できました。

試験後に日建学院の先生に図面をチェックしてもらったときも、2～3カ所描き忘れはありましたが合格できるんじゃないかという話でした。合格発表まではドキドキしましたが、合格できて安心しました。

まず自主的に勉強する姿勢が大事だと思います。自分は、「ここで資格を取らなければ就職もできない」というように自分を追い込み、決意を固めてがんばりました。だらだらと2年3年と勉強を続けるよりも、今年で取るぞと決めて取り組むのが良いと思います。

また、学生の方は早い時期に資格取得ができれば、仕事に集中ができて成長しやすいと思うので、学生のうちに基礎を固めると社会人になってから楽だと思います。